「上流階級 富久丸百貨店外商部2 高殿 円 著」を一気読み

上流階級 富久丸百貨店外商部2 高殿 円 著」

昨日の休日は読書をして過ごしました。

私は自己啓発本をよく読みますが、一番好きなのはストーリー物。
子供の頃から物語が大好きです。

さて、この本を読んだ感想です。

この本はデパートの売り上げの約3割を占めると言われる「外商部」で働く、異端児な中途採用社員である静緒が勝ち抜いていくというお話し。

もちろん私は外商付きではないので、外商部の方とはお会いしたことがありません。

デパートでお買い物していると、外商さんを従えて闊歩しているご婦人を見かけることはありますが、自分とは世界が違いすぎる

ネタバレになるので細かな内容は書けませんが、お得意様の居住地に、六麓荘や芦屋浜などお金持ちな土地としてメジャーな地名が出てくるので、王道的で分かりやすいです。

また、近頃はJALのビジネスクラス以上の乗客だけが買える機内販売として話題の「森伊蔵」が出てくるなど、ところどころに時事を反映していて、身近な感じで楽しめました。

ただひとつ、主人公のセリフで「たとえば年収五百万のサラリーマンなら百貨店を多用することは難しい。せいぜいバーゲンシーズンにスーツを新調する程度でしょう。けれど同じクラスの収入を持つ女性と結婚すれば、その世帯は一気に一千万クラスになります。この二人のご縁を富久丸がとりもったとすれば、ブライダルだけではなく店は彼等の日々の生活に深く関わっていくことができるでしょう。・・(略)」というものが出てきます。

これにはちょっとガクッとなりました。

いくら親が富裕層でも、足した世帯年収が一千万では、百貨店を多用することは難しいです。

一千万で百貨店を多用できたのは、ひと昔前の物価水準と社会保障税率だった時代です。

それを高額商品をたくさん扱う外商部員が言ってしまうあたり、世間とちょっとズレているセリフに感じます。

私の感覚で百貨店を多用できるのは、世帯年収二千万円からです。

だって、世帯年収一千万なら、我が家はそれを上回っていますからね(笑)

そうそう、この本とは関係ありませんが、私の友人に外商さんの一言で離婚をした方がいます。

まぁ、その一言はキッカケでしかなかったのですが。

その出来事とはこうです。

ある日友人がいつものようにデパートへ買い物に行ったところ、担当の外商部員さんが出迎えてくれ、一緒に売り場をまわっていた時に聞かれたそうです。

「〇〇様、先日ご用命いただきました△△の指輪のサイズ直しが終わり明日お届けできますが、ご自宅にお届けでよろしいですか?」と。

友人は△△どころか、指輪を注文した覚えはなかったそうです。

そうその△△の指輪は、友人のご主人が浮気相手にプレゼントする指輪だったのです。

もちろん、外商部員さんは悪くありません。

だってそのご主人、担当に「妻へのプレゼントだ。妻のサイズに直してくれ」ってお願いしていたそうですから。

たまたま浮気相手と友人の指輪のサイズが同じだったそうです。

第三者にプライベートを多く公開すると、こんなこともあるよという、プチセレブを装っている私には遠いお話しです

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