
わたしは愛犬のシャンプーは断然自宅派です。
自分でシャンプーすることは、愛犬とのスキンシップはもちろんのこと、愛犬の健康状態をチェックする機会にもなります。
そして1頭あたり4,000〜6,000円するサロン代を節約することもでき、一石二鳥です(笑)
時々質問を受けることもあるので、今日はわたしの愛犬シャンプーについてお話ししたいと思います。
シャンプーの時にすることは?
- 肛門線絞り
- 足裏バリカン
- 爪切り
- 耳掃除
- シャンプー
- ブラッシング
ざっとこんな感じです。
今日はこの中でシャンプーのポイントをお話しします。
用意するもの
- 大きめの洗面器や犬用バスタブ(私はホームセンターで売っている小物入れを使っています)
( ↑ こういうのです)
- 犬用シャンプー
- 洗顔用泡立てネット
- 洗面器
- キレイなスポンジ
- 吸水タオル
- ドライヤー
- 犬用ブラシ
具体的なシャンプーの方法
- まず洗顔泡立てネットを軽く濡らし、犬用シャンプーを泡立てます。洗面器に一杯泡を作っておきます。
- シャワーを弱めに出し、犬のお尻からゆっくりかけて濡らします。このとき地肌を濡らすイメージでゆっくりとお湯を行き渡らせてください。
- 顔は水を含んだスポンジでゆっくり拭くようにして濡らします。
- 十分に地肌にお湯が行き渡ったらシャンプーをします。先ほどの泡をお尻からゆっくりくるくる円を描くようにシャンプーします。決してゴシゴシしたり爪を立てたりしないでください。泡で洗うイメージです。
- お尻から背中に泡が行き渡ったら、お腹をします。おなか側もゆっくりなでるように泡を行き渡らせてください。
- スポンジに泡を含ませゆっくり顔まわりを撫でます。
- すぐにスポンジをゆすぎ、キレイなお湯をふくませたスポンジで顔の泡をとります。
- 洗面器に残った泡で足裏を洗います。肉球の間はトラブルも多いのでゆっくり観察しながら撫でるように洗います。
- シャワーで最初と同じようにお尻側からゆっくり優しく泡をゆすぎ流します。この時も地肌をゆすぐイメージで丁寧に、そしてしっかりと洗い流します。
- こんなものかなと思ったところからもう一回だけすすぎます。これは犬は被毛が密集しているのでなかなか地肌までお湯を行き渡らせるのが難しいことと、シャンプーのすすぎ残しは皮膚病の原因にもなりやすいからです。
- 吸水タオルで十分にタオルドライをします。この時背中から頭にかけてタオルがあるとブルブルっとしないのでタオルを外さないように拭いてください。
- ドライヤーの低音モードでお尻からドライヤーで乾かします。顔は強風があたると呼吸ができなくなるので弱風でします。ブラシをかけながら乾かすと絡まりにくいです。時々「我が家は自然乾燥派なの〜」という飼い主さんがいらっしゃいますが、自然乾燥は避けてください。地肌まできちんと乾かさないと皮膚病の原因にもなってしまいます。
シャワーの温度と掛け方は?
犬の肌は人間よりもズッと繊細で敏感です。
いきなり人間が適温と感じる温度のシャワーをかけたら、犬にとっては熱湯と感じてビックリしてしまいます。
37度くらいの温度の弱い水流で洗います。
もしシャワーを嫌がるようなら、最初はお湯を含んだスポンジで流して慣らしましょう。
間違ってもシャワーで追いかけないでください!
シャワー嫌いのワンちゃんになってしまいます。
お風呂好きにするポイントは?
シャワーデビューする前に、お風呂場は楽しいところなんだと印象付けます。
飼い主さんが入っているところを見せるのも良いですし、乾いたお風呂場に大好きなおもちゃを一つ置いておくのも良いかもしれません。
そして何より、シャンプーをしている間に飼い主さんが怖い顔をしないこと。
必死な形相は愛犬に「何か普通ではないことがおこっている」と思わせてしまいます。
飼い主さんが楽しんですることで、愛犬は安心して身を預けることができます。
笑顔で語りかけながらシャンプーをしてあげてください。
いかがでしょうか。
以外と簡単な愛犬のシャンプーですね。
しかし一度シャンプー嫌いにしてしまうと専門家でも手に負えなくなることがあります。
ご自分では無理そうかなと思ったら早めにサロンへ預けることに切り替えましょう。
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