子育てママにオススメな本「子どもはみんな問題児。」

本日紹介するのは、子育てママにオススメな本「子どもはみんな問題児。」です。

新生活シリーズでお話ししていますが、子どもが幼稚園や保育園に入園したママにオススメしたい本をご紹介します。

「子どもは みんな 問題児。」 中川李枝子ー著ー 新潮社

 焦らないで、悩まないで、だいじょうぶ。
 子どもは子どもらしいのがいちばんよ
 「ぐりとぐら」の生みの親が贈る
 心がほぐれる45のメッセージ!
   引用:2015年10月までの帯より

子育てをしていると悩み迷うことがあります。

そして全くと言っていいほどする必要がないのに、他の子と我が子を比べてしまいます。

そんなこと、1年後には何の意味も持たないんですが、その時はとても重要なことに感じるのです。

わたしの子育てで楽しかった想い出に、こんなエピソードがあります。

わたしの娘が幼稚園の年少組に入園して1ヶ月ほど経ったゴールデンウィークに、初めての参観日がありました。

参観のメニューは工作で、かたつむりを作るというものでした。

子ども達には4枚のカラー画用紙が配られました。

画用紙にはそれぞれ三重丸、二重丸、丸が印刷されていました。

大きな円の中に中ぐらいの円、中ぐらいの円の中に小さな円といった具合です。
その大きさ違いの丸を3枚重ねて貼ると、3色の殻ができあがる予定でした。

もともと好奇心が旺盛な娘は配られた画用紙を見て、先生が説明を終える前にその円を切り始めてしまいました。

全部の用紙を並べて見比べていれば、ハサミを入れる場所は想像できたと思います。
しかし、娘は一番上にあった画用紙をおもむろに切り始めてしまいました。
その画用紙は、一番大きな円を切るはずの画用紙でしたが、娘は中ぐらいの円に沿って切ってしまいました。

ちょうどその頃先生の説明が終わり、2枚目の画用紙を見た娘は「しまった!」という表情をしていました。

2枚目を見て、自分が切るべきところでないところを切ったことに気がついたようです。

でも、それも一瞬のことで直ぐに気を取り直し、一番小さな円を切りとり、次に中ぐらいの円を切るはずの画用紙を一番小さな円より小さな円に切り取りました。
線が描かれていない画用紙を丸く切ったので、いびつな円でした(笑)

それらを張り合わせるので、出来上がった娘のかたつむりはクラスメイトのつくったそれに比べて、ちょっと殻が小さなアンバランスなかたつむりでした。

でも、そのかたつむりは私たち夫婦にとっては今でも2人で会話しては笑いあえる、とてもかわいくて素晴らしい、そして娘らしいかたつむりです。

人によっては娘のような外れた行動をとった子に眉をひそめるかもしれません。
でも私は、そんな「子どもらしい子ども」が好きですし、健全な姿だと思うのです。

子育ては迷いの連続です。
でも、ちょっと立ち止まって我が子を見たら、とてもかわいくて天使のような笑顔を見られるはずです。
「子どもはみんな違って当然」なのです。

本で書かれていること

私は本書の中でここが一番お気に入りです。

ナンバーワンは、お母さん
 17年間保育園に勤めて何がわかったかと言いますと、子どもはお母さんが大好きということです。
 どの子もみんなかわいくて、帰宅させるのが惜しいほどの日々。三六五日、朝から晩まで子どもを預かっていたいくらいなのに、私は絶対にナンバーワンにはなれませんでした。
 ナンバーワンはお母さんです。ナンバーツーはお父さん、スリーがおじいちゃんとおばあちゃんで、保育者なんてナンバーフォー以下だったでしょう。
(中略)
 最後にもうひとつ。元気がなくて様子がおかしいとき、私はそっと「お母さんに会いたい?」と聞いていました。
 もし涙をためて「うん」とうなずいたら要注意。まず熱があるか調べます。
 首を横にふれば大丈夫、ひとやすみすれば元気回復して遊びにいっちゃう。
 「お母さん」は子どもの心身の健康のバロメーターでもあるのです。
  引用:本書 P41~P44

 子育ては十人十色です。

みんな違って当然。でもみんな良い子です。

新しい環境になって迷った時は、こんな本を読んでみませんか?
あなたの迷いも吹っ切れるかもしれません。