銀座5丁目交差点に再開発プロジェクトとしてあらたに誕生した、銀座シックスへ行ってみました。
この銀座シックスは、 銀座エリアで最大規模となるラグジュアリーモール。
「日本初」にこだわっていたり、有名ブランドの「銀座限定品」を揃えていたりするようです。
ハイブランドをたくさん取り扱っている商業施設なら、プチセレブ気分を味わえるのではと思い、さっそく行ってみました。
どんな施設?
銀座シックスができた場所は、以前は松屋銀座店があった場所です。
閉店した松屋と、周辺の街区をあわせて一大再開発プロジェクトとして生まれました。
延べ床面積は148.700m2。
地上13階、地下6階と驚くスケールです。
地下6階って、いったいどれだけ掘ってるの??
出店数は約240ブランド。
その半数近くが旗艦店という位置付けとなっているそうです。
フードコートやレストランも充実していて、ここでも「日本初」にこだわっているそうです。
また凄いのは商業施設だけではありません。
この銀座シックスの地下3階には、文化交流施設「観世能楽堂」まで入っているのです。
能楽堂だけではなく、ターミナルや道路まである商業施設って、それこそ「日本初」なのではないでしょうか。
そしてわたしが一番注目している施設は、屋上庭園です。
銀座エリアで屋上庭園は珍しいですが、その規模も大変珍しいものとなっています。
銀座エリアで最大規模の約4,000m2。
東京タワーも眺められる屋上庭園は、お買い物で疲れた時の休憩にぴったりです。
実際に行ってみた感想
銀座シックスには様々なアートが配置されています。
まず入り口をはいってエスカレーターに乗っていると目に入るのが、草間彌生さんデザインのオブジェです。
水玉バルーンがシャンデリアのように配置されています。
この先進的なデザイン。
都会的なイメージです。
古き良き銀座の面影をこれっぽっちも残さない、メトロポリタン的なデザインです。
ただ、伝統を好むわたしとしては、知らない銀座になったようでちょっと寂しいです。
そして、ごめんなさい。この水玉で商業施設を見る気持ちが一気に萎えてしまいました。
わたしの思う銀座は、レトロでモダンな街なんですよね。
これが神戸や新宿にあったとしたら、すんなりと受け入れられたんだろうな〜。
わたしが気に入ったのは階段スペース。
こちらは世界のさまざまな環境で垂直庭園を手がける、パトリック・ブラン氏オリジナルの、土を使用しない垂直的平面アート作品。
こんな素敵な階段、ただ昇降に使うだけではもったいないですよね。
感想としては・・・
随所に散りばめられたアートで、お金をかけずにプチセレブ気分を味わえる施設です。
ただ、古き良き銀座の面影はありません。
フロアにもよりますが、ショップからガンガンに流れてくる音楽は、「あれ?渋谷?」と錯覚します。
トラディショナルな高級感が好きなかたにはオススメしない施設です。
銀座シックスはこんな方にオススメ。
そんな方々にオススメの施設、話題の銀座シックスです。