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SUBARU(スバル)車ってどう? 私がスバリストを辞めた3つの理由(後編)

以前の記事で私がスバリストを辞めた理由を少しお伝えしましたが、思いのほか反響が大きかったことから後編記事を書くべきか迷いました。

しかし、私の身に起こった事実を記事にして公開することで、誰かの役に立つことがあるかもしれないと考え記事にします。

 

▼前編をまだ読んでいない方は先に読まれる方が分かりやすいです▼

SUBARU(スバル)車ってどう? 私がスバリストを辞めた3つの理由(前編)

 

BF型ツインカム・ノンターボの4WD(VZ type-R)MT車を手放した私たち夫婦は、その次にディーゼルエンジンのワンボックス4WD車をキャンピングカー(改造)として登録し、各地へ出かけキャンプを楽しんでいました。

ミニキッチンやフルフラットになる仕様は快適で、当時幼かった娘はキャンプをとても楽しんでいたようです。

しかし、時代の流れから東京都がディーゼル規制を条例化し、東京都内では特殊な装置を取り付けたディーゼル車以外は走行ができなくなったのです。

我が家でも装置を取り付けるか悩みましたが、手が出る価格で取り付けられなかったため、泣く泣く車を買い替えることに決めました。

なぜまたSUBARU(スバル)にしたのか?

以前の出来事を経験した私たちですが、それでも車探しとなると当時のSUBARU(スバル)の車には欲しい機能や性能があり、実車を見ずに候補から外すことはできませんでした。

また同じようなことが起こったらどうしようかと不安でしたが、転居をしていたこともあり同じディーラーの別営業所を訪ねてみました。

初めて訪ねた販売店で担当してくれたのは若い営業マンでしたが、とても熱心に私たちの話に耳を傾けてくれました。

私たちは、以前BFのレガシィに乗っていたこと、エンジンを始めとしたトラブルがあったこと、それらをできるだけ客観的に話しました。

そして話を聞き終えた彼は、こう言い切ってくれたのです。

担当者H
私どもの店舗は決して逃げるようなことはしません。どんなことがあっても最後までキチンと対応します

この言葉を聞いて、もう一度信頼してみたいと思いました。

私たちが求める車は、次のような条件でした。

  • スキー板やスノーボードを車内に積める室内サイズであること
  • できれば雪道の走行をしやすい4WDが良い
  • 高速走行や山道をストレスなく走れること
  • できればMT車が良い

これらの条件のうちMT車ということを除くと、2〜3車種の候補があがりましたが、全ての条件を満たしていたのはレガシィだけでした。

また、当時のレガシィには280馬力という高出力で話題となっている人気車種があり、ワンボックスカーの遅れてくる加速性と比べると申し分のない走り。

レガシィ(BH型)2.0 GT-B E-tune II 4WD MT車を購入し、もう一度SUBARU(スバル)とお付き合いをすることを選びました。

再びレガシィを手放すことになった3つの理由

BHは、街中や高速・雪道でも思いどおりに走ってくれる頼もしい相棒でした。

時には、高速走行で11km/Lというカタログ値を上回る燃費の良さを出してくれたこともありました。

しかし、そんな素晴らしい走りを続けてもらうには、マメなメンテナンスが不可欠です。

やがて、BHのメンテナンス面で問題が出始めました。

メンテナンスの大変さ

BHを乗り始めて5年目、ちょうど車検の後くらいだったでしょうか。センターデフという部品に異常が出始めたのです。
車が動いた時に「ギギギ」と嫌な音が。

さっそくディーラーで診てもらうと、センターデフオイルの交換が必要だとのこと。

オイル交換なら簡単にできるのだろうと考え修理を依頼すると、200,000円ほどの修理代になると言われ愕然としました。

話によると、BHでもAT車ならセンターデフオイルの交換は通常のオイル交換のように蓋を開けて行えるため、修理代は5,000円ほどでできるそうなのです。

ところが、これがMT車だとその蓋がなくセンターデフをまるごと交換をする必要があり、修理代がこの金額になってしまうとのこと。

ちょっと信じられない金額でしたが、まだ乗り続けたかったので修理をお願いしました。

また、BHを所有していた時代にはオプションでナビをつけることはまだ珍らしく、カー用品店で購入し取り付けることが主流でした。

そのため購入したナビやオーディオを主人が取り付けてくれましたが、センターコンソールを取り外すためのネジが下の方に隠れた見えないところにあったりと、手を入れにくい構造でした。

その他には、雪道での走行に適している車だと思い購入しましたが、マフラーが錆びやすいという欠点がありました。

今では防錆加工ができるそうですが、当時はマフラーに穴の開いたレガシィを街中で見かけることも多く「遠くからでも来たことがわかる車種」と言われていました。

長く乗り続けたかったけど、BHを維持するためにはたくさんのお金がかかるようになったのです。

マフラー交換に 100,000円
タイヤ交換に  150,000円
ブレーキ交換に   20,000円
・・・

その他車検も含めて、11年目には800,000円ほどの維持費がかかる見込みになりました。

ディーラーへの不信感

これは特殊なケースだったのかもしれませんが、車検のたびに見積金額に必要以上の作業が盛り込まれているということがありました。

例えば、我が家の駐車場は大きな樹木のそばにあるため、車の屋根に樹液が原因で黒いシミが無数にできたことがありました。

ある時の車検時には、そのシミを修理する費用が上乗せされていました。

その修理内容は、車の屋根についた黒いシミを落とすには、塗装を一度全て剥がし研磨をかけてから再塗装するというもので、その修理だけで350,000円ほどです。

金額提示を受けてショックを受けた私は、車の屋根の修理代金について相見積もりを依頼しようと考え、近所にある別メーカーの直営修理工場を訪ねました。

そこで提示された金額は、350,000円とは程遠い、わずか5,000円という金額でした。

別メーカーの修理メカニック
このシミはコーティングされた上に乗っている樹液と埃がカビたものなので、塗装部分まではいっていないですよ。
カビをキチンと洗い流してあげて、念のためにもう一度コーティングしてあげれば大丈夫です

その説明を聞いて驚きました。

もし相見積もりを取らなければ、もしかしたら必要のない作業をお願いし、工賃を支払っていたことになります。

その時は屋根の塗装については車検作業から除外してもらえるようお願いし、それ以上のことはお話ししませんでした。

また、その他には初回の車検から「ブレーキ残量が5ミリです。交換した方が良いですよ。交換で良いですよね?」とブレーキ交換を勧められました。

しかし、ディーラーでのブレーキの交換推奨は3ミリ以下との説明だったのでお断りし続けましたが、その後毎回車検の度に交換を勧められましたが残量は最後まで5ミリから減りませんでした。

ここでも「交換しなくても良い作業を勧められたのではないか」と不信感を拭えませんでした。

担当営業マンがコロコロ替わる

これはSUBARU(スバル)のディーラーに限ったことではないかもしれませんが、担当してくれている営業マンが異動で半年から2年ほどで交代していました。

それまで担当者には、私がBHに施したいメンテナンスの希望や、もし車を買い替えるならレガシィのMT車が希望だということをお話ししていました。しかし、それが新担当者へ引き継がれることはないようでした。

また、点検やメンテナンスは全て購入したディーラーでお願いしていましたので、年に数回はディーラーを訪ねていましたが、ディーラーでは新車販売を優先されているようで、メンテナンスのユーザーは座る椅子がないということもありました。

スバリストを辞めるキッカケとなった出来事として、レガシィのMT車を購入する機会を逃したということがあります。

担当者がコロコロ交代していたためなのか、既存ユーザーへのアプローチが少ないためだったのかは分かりませんが、レガシィにMT車の設定が無くなるという連絡が私にくることはありませんでした。

次に購入する車は、レガシィのMT車にするつもりだと伝えていたのにです。

もし「レガシィからMT車の設定がなくなるので、レガシィでMT車を購入するなら今がラストチャンスです」という連絡をもらえていたら、最終型を購入していたことでしょう。

その後SUBARU(スバル)で私が希望するクラスの車を選ぶには希望のオプションがつかなかったり、つけようとすると必要以上に高額になったりしたこともあり、他社の車へ乗り換えスバリストを辞めました。

スバリストを辞めたことで見えるもの

私がスバリストと自称していた頃に同じようにSUBARU(スバル)を愛していた人たちは、車の運転を楽しんでいる人達だったと思います。

SUBARU(スバル)は、水平対向エンジンの特徴をアピールしていたと思うし、そこにハイパワーな4WDを走らせることの楽しさを演出できる車づくりをしていたように感じます。

R1/R2やサンバーといった独創的な軽自動車もSUBARU(スバル)ならではだったのではないでしょうか。

しかし、現在のSUBARU(スバル)は走ることの楽しさを否定している気がします。

SUBARU(スバル)と言えばアイサイトと呼ばれるようになりました。

アイサイトは安全装備の代名詞とも言え、ブランディングは成功したと言えるでしょう。

アイサイトだけではスバリストを繋ぎとめられない?

アイサイトは、ステレオカメラと呼ばれる2つのカメラを使い、人間が目で見た時に得る情報と同じようにカメラ映像を解析します。その解析データーを利用し、安全性や各種機能を実現しています。

では他社の自動ブレーキシステムはどうなっているのか?

他社はシングルカメラ+複数のレーダー装置を使用し、危険予知や判断をしています。

日産のスカイラインはレーダー探知により、前を走る車のさらに前(2台前の車)との車間距離を調整するほどの機能があります。

また、カタログではあまり取り上げられていませんが、アイサイトは後方の視界やサイドの安全装備は実装されていません。

現在のアイサイトでは、後方やサイドには(方式不明ですが)レーダーによる探知がされているそうです(SUBARUお客様相談室談)

死角をなくし視界を確保するためにフロントカメラやサイドビューカメラも実装されていますが、それは特定のタイミングでナビに映像を映し出すことしかできません。

もちろん今後更新されていくと思いますが、今のアイサイトは前方視界しか確認できず、視界不良時には役立たないことも。

他社は、ミリ波レーダーや赤外線レーダーなどの併用により、人間の感知できない危険予知を実現しています。

これからのSUBARU(スバル)が安全装備を売りにして勝ち残っといくには、この先アイサイトを含めた安全装備も少し変化しなければならないのかもしれませんね。

悪路と雪道での走行性能を切り捨てる!?

SUBARU(スバル)と言えば水平対向エンジンでした。

水平対向エンジンは低重心ということがよく挙げられていますが、実装位置は通常のエンジン並みの高さにあり、車の重心という意味ではそれほど低重心ではありません。

低重心であることで悪路や雪道といったシーンでの走行性を高める効果は、それほどないのかもしれません。

また、今のSUBARU(スバル)を代表する車種のレヴォーグでは、その最低地上高の低さから雪道での使用をためらう声が私の周囲では多いようです。

それを表すかのように、スキー場でレヴォーグを始めとしたSUBARU(スバル)車を見かけることが減りました。

最近スキー場の駐車場で見かける台数が増えた車種は、マツダのCX-5です。

雪道走行をするユーザーの多くが車に求めるものとして、確実な4WD性能や最低地上高が関係しているのではないでしょうか。

また、それに加えてCX-5は、軽油による燃料維持費の安さとディーゼルエンジン特有の低回転域でのトルクの太さがうけていることが、ユーザーが増加してきている要因なのではないかと感じます。

スバリストは辞めたけど

私は十数年にわたりレガシィでドライブすることを楽しんできましたが、品質やメンテナンスでの対応面で納得のゆくサービスを受けられなかったことから、残念ながらスバルユーザー・スバリストを辞めてしまいました。

また、私の欲しいような装備を備えた車種が、SUBARU(スバル)のラインナップにないということも一因です。

そうは言っても好みはそれぞれです。「ステレオカメラによる安全装備が先進的で優れている車が欲しい」「アイサイトが第一優先」というユーザーにとって、SUBARU(スバル)の車はとても良い選択肢だと思います。

でも私の希望は、運転することが楽しい車づくりをしていると感じられるSUBARU(スバル)に戻ってくれること。

SUBARU(スバル)の技術力は、今でも素晴らしいものがあります。ぜひその技術を活かした楽しい車が生まれることを、心から願っています。

桜子 by
上質なものと美味しいものが好きな、東京在住のアラフィフ主婦。 丁寧で豊かな生活を心がけています。
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