私は、ダイソンの掃除機が以前から気になっていました。
CMを観ていると、とても良さそうに見えますよね。でもネットで評判を調べてみると気になる評価も・・・。
海外製だからか音がうるさくて後悔しています
意外と大きくて不便。海外の大きな家向きなのかも
ダイソンの掃除機は安くはありません。
値段なりの満足感が得られるのだろうか?
吸引力が落ちないというのは本当なの?
音は大きいの?
いろいろと不安で購入をためらってしまうことも。
そこで、今日はダイソンのV8を3ヶ月間使ってみて感じたことをお伝えします。
ダイソンは、空気の流れを研究する会社のようです。
その空気の流れを利用してさまざまな製品を開発・販売しています。羽のない扇風機や、円筒状のドライヤーは見かけたことがあるのではないでしょうか。
その中でも、一番有名なのは掃除機だと思います。
紙フィルターの要らない掃除機「サイクロン式」を世間に浸透させたと言っても過言ではないでしょう。
サイクロン式は、空気を渦状に流し、その空気の遠心力でゴミと空気を分離させる原理。
そのため、吸引したゴミがフィルターを通ることなく空気と分離されるので、ダイソンの掃除機には紙フィルターが必要ありません。
掃除機本体にゴミを溜める容器があり、容器の蓋を開いてポンっとゴミを捨てることができます。ハイテクな掃除機ですね。
「吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」というコマーシャルは、あまりにも有名なのではないでしょうか。
2018年3月20日に、ダイソンはV10という最新モデルを発表しました。これまでのV8との違いは、バッテリーの容量と吸引力です。
大型バッテリーを搭載することにより、連続使用時間が約20分も延長されました。そして吸引力の基となるモーターも改良され、より強力なモーターに。
では、バッテリーが大きくてモーターが強力なのが一番良いのか?
答えはノーです。やはり、自分の利用目的にあった製品を選ぶことが一番だと感じます。
でも、使ったことがないのにどれが自分に合っているかなんてわからないですよね。
そこで、目安をご紹介します。
コードレスクリーナーには、V7・V8・V10とラインナップがあります。
数字が小さい方が、バッテリーやモーターが小さいようです。
バッテリーの持続時間(連続使用時間)は、次のとおりです。
V7 最長30分
V8 最長40分
V10 最長60分
いかがですか?自宅に掃除機をかける時、毎回どれくらいの時間をかけていますか?
この最長時間から、私のオススメは、お値段と使用時間のバランスが良いV8です。
V7よりもパワフルでバッテリー容量が大きく、付属ブラシが多種類から選べます。
マンション住まいなら、ほぼ全ての事で満足感が高いと思います。
V10はよりパワフルでバッテリー容量も大きいのですが、少しお値段があがります。
でも、もしあなたが広い一戸建てを隅々まで掃除したいという目的で検討しているなら、バッテリー容量が大きいV10がオススメです。
コードレスクリーナーなら家中の部屋を手軽に掃除することができるでしょう。
夫婦だけのコンパクトな集合住宅なら、V7でも十分かもしれませんね。
ダイソンのコードレスクリーナーは、ノズルの先につけるブラシアタッチメントが数種類あります。
モデルによって付属のアタッチメントが変わるので、使用目的にあったブラシが付属されているものを選びたいですね。
・Fluffy
Fluffyというモデルでは、モーター付きブラシの他にソフトブラシなど多彩なブラシが約4個付属しています。
ミニソフトブラシや、隙間ノズルは思いのほか便利で重宝します。
・Absolute
Absoluteというモデルもあります。
Absoluteは、延長ホースを含む約9種類のブラシがついてきます。
これらのアタッチメントはあると便利ですが、全部のアタッチメントを使う機会があるかは微妙です。小まめにアタッチメントを交換するタイプ向けかもしれません。
私のオススメは、お値段が手ごろで、アタッチメントの数がほど良いFluffyです。
充電はACアダプタに接続しておくだけ。収納用ブラケットを壁に設置しておけば、ブラケットにセットしておくだけで充電されます。
壁に穴をあけたくないという人は、ブラケットを使わずに本体だけを床に置いたまま充電すると良いでしょう。
また、サードパーティから充電用のスタンドが販売されているので、賃貸にお住まいの人や壁に穴をあけたくない人はスタンドを利用してみてはいかがでしょうか。
本体サイドのLEDランプで、バッテリー残量や充電されている容量が表示されるので分かりやすいです。
充電式のコードレスクリーナーは、使いたいときに手に取りトリガーを引くだけ。強力な吸塵力でごみを吸い込んでくれるので手軽に掃除ができます。
ふとん用ノズル・ミニソフトブラシは、延長ホース(柔らかい蛇腹ホース)と一緒に使うと便利です。
※延長ホースはFluffyには付属していませんが、別売されています。Absolutyには付属されています。
このミニソフトブラシが大変活躍してくれます。テレビの後ろやPC付近、時計や照明、ソファーの溝からカバンまで、もう活躍シーンは幅広いです。
また、部屋の隅にたまったホコリなどには、隙間ノズルやコンビネーションノズルが役立ちます。
そんなにアタッチメントを交換するなんて面倒!
でもご安心を。ソフトブラシと隙間ノズルの2種類でだいたいの用途をカバーできます。
また、立って掃除するときにはハードパイプがついています。このパイプは外すことができます。パイプや延長ホースを使わずに本体へ直接ブラシを取り付けるとハンディークリーナーに早変わり。
我が家ではハンディクリーナーとして使っている時間の方が長いくらいで、とても便利な機能です。
冒頭で登場していた口コミはどうなのかを見てみましょう。
ダイソンの掃除機は音が大きいという疑問について検証してみました。
iPhoneのアプリで音量を視覚化します。
まずは、普通の日常会話がどれくらいの数値化を見てみましょう。
これは、私の話し声を計測した数値。
60.6dBです。
これは平均的な会話レベルです。少し賑やかなお喋りは70〜80dBとなるそうです。
続いて、私が以前から使用しているkoboldのハンディークリーナーを計測してみました。
70.9dB。話し声より大きいですね。
続いては、ダイソンのV8です。
60.5dBです。
私の話し声と変わらない数値。
ダイソンのクリーナーが特別うるさいということはない事が分かりました。
古い機種には音量が大きいクリーナーがあったようですが、今のクリーナーは音がうるさいという事はないようですね。
実は、私も購入前に家電量販店で試してみた時にパイプが長く扱いにくいと感じました。
家電量販店やネットモールで販売されている付属のパイプは全長 約72cm となっていて、他の長さはないようです。
私が持っている国内メーカー製のコード付き掃除機は、パイプの長さが60cm〜75cmまでの伸縮性となっているので、比較しても長い方になると思います。
しかし、この問題を解決する方法がありました!
それは、公式オンラインショップまたは公式ショールームで購入すること。
実はあまり公表されていませんが、公式オンラインショップでだけ取扱のあるモデルがあるのです。
そのモデルは、Dyson Cyclone V10 Fluffy+ です。
この + がつくと、パイプの長さが 全長 約65cmに変わります。
約7cm短くなることで、身長が低い日本人女性でも扱いやすくなります。
また、ダイニングセットやソファーなどがあるリビングで後ろを気にせず腕を動かしやすくなるので、この長さは魅力的です。
平均身長くらいまでの女性が使うなら、この Dyson Cyclone V10 Fluffy+ がオススメです。
ダイソンのコードレスクリーナーは、パイプを外して先端のブラシを本体に直結することでハンドクリーナーにもなります。
屋外へ持ち運びもできるので、ガレージで車内を掃除する時にも大活躍。
我が家はペットを飼っているので、気をつけていても車内に犬の毛が付着してしまいます。
そんなご家庭でも別にハンディークリーナーを購入せずに済むのは、余分なお金をかけずに豊かに生活できることに繋がると感じています。
大好きなマイカーをいつでもキレイにしてあげられる、そんなクリーナーは車好きなパパも喜んでくれそうですね。
ダイソンの主な製品には、購入から2年間のメーカー保証が付いています。
これには往復の送料・作業費・部品代が含まれているので、安心して使うことができます。
毎日使うものだからこそ、しっかりとした保証が嬉しいですね。
※保証内容や商品内容は変更になる場合があります。ご自身で確認をお願いします。