最近よく耳にするスマートスピーカー。
CMや吊り広告を見ると、とても素敵なことが書かれていて興味がわきます。
スマートスピーカーの中でも有名なモデルは「Google Home」と「Amazon Echo(Alexa)」でしょう。
「OK Google, 子守歌をかけて」
子育てや家事で両手がふさがっている時が多い主婦にとって、声だけで操作できるスピーカーはとても便利そうです。
私も無線のポータブルスピーカーを探していたので、各社のスマートスピーカーも候補としてチェックしました。
しかし、私は「小型で持ち運びのできる高音質なスピーカー」が欲しいのであって、スマートスピーカーの機能までは必要ないことに気がつきました。
なぜなら、私の相棒であるiPhone XとApple WatchにはSiriがついていて、声だけで操作できるから。
それに、ビッグデータの元になる情報をスピーカー経由で流出させることに不安があったからです。
そこで私が選んだポータブルスピーカーは、Bose SoundLink Revolve でした。
買ってみて大正解!
Bose SoundLink Revolve が来てからのプライベートタイムに潤いが生まれた気がしています。
当記事では、Bose SoundLink Revolve のメリット・デメリットを含め、実際に使ってみた感想をお伝えします。
私がスピーカーを購入する目的の一番は、良い音で音楽を聴くこと。
最近の私は、Amazon musicや、リッピングしたCD音源をiPhoneやiMacで聴くことが増えました。
しかし、高レートの圧縮音源とはいえ、再生するにはiPhoneやiMacの内臓スピーカーではチョット物足りません。
「もっと良い音で聴きたい!」
「キッチンでお料理する時に楽しくなる音楽を流したい」
「お風呂だからってケース越しの籠った音で我慢したくない」
そこで、iPhoneやiMacから音を飛ばせる高音質なスピーカーを探すことに。
まず候補になったのは「Bose SoundLink Revolve」と「Roland JC-01」そして「JBL FLIP4」 です。
JC-01は、JCのスタイルを踏襲したデザインが魅力。
そして、ボリューム以外に、高域、中域、低域という3つの音質調整ができます。
私がギター好きだったら最後まで悩んだかも(笑)
JBL FLIP4は、防水性能が一番上でした。
ただ音質が私の聴くジャンルには向いていなかったかな。
ドンシャリ感が好きな人や、週末はアウトドアキャンプで過ごすという人には良さそう。
そして、Bose SoundLink Revolve。
実は、いつの間にか我が家にはBOSE製品が増えていました。リビングで愛用しているスピーカー・車のスピーカー、そしてヘッドホンなどなど。
日常的にBOSEサウンドに触れているため、BOSEサウンドは捨てがたい存在でした。
シンプルなデザインで操作が簡単、そして、価格・大きさ・音のバランスが良いBose SoundLink Revolveに決めました。
BOSEのサウンドは、聴きたい音域を尊重して再生してくれるような印象を受けます。
私が感じたのは、ボーカルやメロディの音域をとても聴きやすく再生しているよう。
そして、ビートの要となる低音もしっかり再生されます。
小型なボディだとみくびっちゃダメ。場所によっては低音を強く感じられるほどの再生能力なのです。それでいて大切な高音域は、決して耳障りな音ではなく、自然な余韻を残してくれる心地よさ。
最近私が大好きなジャズを聴く時には、シンバルのレガート音がキレイに再生されて嬉しくなります。
このBose SoundLink Revolveには、ひとつ大きなサイズのBose SoundLink Revolve+という製品もあります。
Revolve+には、Bose SoundLink Revolveよりウーファーがひとつ余計についていて、重低音まで余裕で鳴らしてくれてより高音質。
自宅で簡易設置型として使用するなら、Bose SoundLink Revolve+を二つ使ってステレオスピーカーとして使うのも良さそう。
Revolve+も魅力的でしたが私の用途には少し大きかったので、私にはBose SoundLink Revolveが合っています。
Bose SoundLink RevolveとRevolve+のどちらともに、360度の音響特性を持っているので、室内のどこにいても臨場感のある安定した音質を楽しめることもオススメポイントです。
わざと壁際に置いてみると、反響音も含めた音響特性が楽しめることも。
小さなボディでしっかりとした音を奏でてくれるスピーカーです。
せっかくの小型スピーカーを設置のみで使うなんてもったいない!
しっかり持ち歩いて様々なシーンで相棒にしちゃいましょう。
Bose SoundLink Revolveも多くの製品と同様に充電式となっています。
電源を入れるたびに、残りの充電量をパーセンテージでしゃべってくれるので安心。
BluetoothでiPhoneとペアリングしておけば、リビングでブログを書いている時や別室で洗濯物をたたんでいる時、そしてキッチンでお料理をしている時、それぞれの場所へ簡単に持ち運べます。
しかも小型な筒状で、大きなスペースがなくてもポンとおくことができるのも嬉しいですね。
重さは超軽量ではありませんが、重くはなく転ばない程度の適度な重さとなっています。
そして、私が一番嬉しい機能が、防滴仕様なこと。
おかげで毎日のバスタイムでも上質な音楽を聴くことができます。
※防水ではないので、湯船にポチャっと落としたり浮かべることはできません。
私は元が長風呂なので、ゆったりと湯船で過ごすことが大好きです。
大好きな音楽を聴きながら湯船でリラックスする時間は、一日の疲れを癒してくれます。
これからの季節は意外とエアコンで冷えたりするし、夏に向けて汗腺を開くためにもバスタイムは大切にしたいな。
気になる充電の頻度ですが、一度の満充電で連続12時間の再生が可能です。家族で一週間お風呂で楽しめますね。
充電は、付属のACアダプタとUSBケーブルでしますが、接続が面倒という人には置いておくだけで充電できる「充電スタンド」も別売されています。
設置で使用する人には、充電スタンドも良さそうですね。
いま検索から当記事に訪問してくれ読んでいるあなたは、スマートスピーカーとBluetoothスピーカーで迷っているのではないでしょうか。
このBose SoundLink Revolveは、iPhoneのSiriを使うことができます。
またボタンひとつで、掛かってきた電話に出ることができたり、曲を飛ばしたりすることができます。
Siriを起動させればiPhoneを操作できるので、スマートスピーカーに似た便利さはありますが、その賢さはスマートスピーカーには叶わないかもしれません。
しかし、私がスマートスピーカーを選ばなかった大きな理由は、何をモニタリングされているのか不透明なところがあるからです。
言葉で操作ができるということは、常にスピーカーがこちらの話し声を聴きとる準備をしているということです。
また、実際にスピーカーに指令を出した履歴から「このご家庭ではこんなことに興味があるらしい」とデータを元にした商品のオススメをするかもしれません。
近い将来、保険やカードの勧誘・旅行の勧誘・はたまた婚活サイトからのオススメなど、そういう広告にもつながる可能性だってあるのではと想像してしまいます。
現時点では大きな問題になっていませんが、GoogleもAmazonもモニタリングした音声情報を元におすすめ広告を選ぶ特許を提出しています。
現在、実際にこの特許による機能は使われていないようですが、いつどんな風に家庭内の音声をモニタリングされるのか、その辺の法規制ができるまでは何でもありかもしれません。
私はそんな理由もありスマートスピーカーではなく、家庭のプライバシー漏洩の心配がなく安心して音を楽しむことができるBluetoothスピーカーを選択しました。
このBose SoundLink Revolveはうるさく感じるほどの大音量で鳴らしても、音が割れることがなく頼もしいポータブルスピーカーです。
そして、Bluetoothのペアリングも簡単にでき、Siriの起動・ボリューム調整・曲のスキップなど必要最小限のボタンで充分な機能がついています。
ちょっと想像してみてください。
リビングでネットサーフィンをしている時やキッチンで夕食の準備をしている時、寝室でゴロゴロしている時にバスタイム、いつでもあなたの側で好きな音楽が鳴っているところを。
上質な音楽でプチセレブなリラックスタイムを味わってみませんか?