この記事は2017年5月下旬に「JALパック グランドサークル6日間じっくりコース」で訪れた、グランドサークルとラスベガスの旅行記です。
※6日間のツアーにラスベガスで2延泊をつけています。
楽しかった6泊8日のラスベガス旅行も、帰国の朝を迎えました。
今日は日本への移動日です。
集合は、6:20にバリーズロビーです。
その前に朝食を済ませ、チェックアウトをしたいと思います。
ただいまの時間は朝の5時過ぎ。
ラスベガス最後の夜があけてきました。
この景色も見納め。楽しかった思い出とともに、少しでも目に焼き付けられるように眺めます。
朝食は、バリーズのフロント前にある「Java Coast」でシナモンロールとラテをテイクアウト。
朝5:30ですが、すでに買っている人がちらほら。
3人待ちでした。
前に並んでいた女の子が、英語を全く喋れないようで、メニューを指差しショーケースを指差しして買っていました。
英語が喋れなくても読み取ってくれようとする気持ちの大きさが、ここラスベガスにはありました。
さすがインターナショナルな観光地です。
Cafe Latte $5
Cinnamon Bun $4
シナモンロールは大きくて、シナモンの味もしっかりして美味しかったです。
朝食を終え、荷物を詰めて準備完了!
まだ6:00で出発まで時間がありますが、そろそろフロントへ向かいます。
事前の下調べでは、ラスベガスのメガホテルはどこもフロントが長蛇の列で、チェックイン・チェックアウトに1時間待つこともあると読んでいたからです。
フロントへ行ってみると、チェックアウトは列ができていなくて、すぐに手続きできました。
バリーズでチェックイン・チェックアウトを全部で4回していますが、待っても3分程度でした。
バリーズでは自動チェックアウト機もあるからか、あまり並ばないようです。
ロビーでJALパックの係員さんと合流です。
バスに促され乗車してみると、先に他のホテルから乗ってきた方達と一緒になりました。
みんな今日マッカランからLAXで乗り継ぎ日本へ帰国する方達です。
メンバーは
5組のグループに係員さんお二人がついてくれて、マッカランへ向かいます。
同行の係員さんが搭乗手続きをするためにカウンターへ案内してくれました。
チケットは成田まで継続で手続きになるので、私たちはプレミアムエコノミー用のカウンターへ向かいます。
すると5組中4組がプレミアムエコノミーだったため、早朝だったため開いているカウンターが少なく、CさんとDさんご夫妻が並ぶことになってしまいました。
そこで、Cさんがこんなことを言いだしました。
「優先レーンないの!?優・先・レー・ン」
同行の係員さんが「何かお持ちなんですか?」と聞くと
「エメラルド」
と不機嫌そうに答えます。
その時間は上級クラス用のカウンター用意されていなかったのですが、ちょうどそのタイミングで隣のカウンターがオープンしたので、案内し納得して貰えたようです。
係員さんと別れ、セキュリティチェックを通過し、搭乗口で搭乗開始を待ちます。
マッカランで小銭が余ったら、$1紙幣はカジノで使うことが多いのではないでしょうか。
空港にあるスロットで、最後のギャンブルを楽しみます。
それでも小銭が余ったら・・・
空港内のショップで現金とカードの併用払いができるか聞いてみましょう。
たくさん余っていれば大きな額の免税品を買うもよし、ほんの少しの小銭ならラテを買うのもありです。
私は搭乗口付近にあったスタバで、併用払いでお願いしました。
$3.24 のラテを
$1.77 を現金で
$1.47 をカードで支払うことで、USドルを使いきりました。
空港のお店は慣れているようで、聞いてみたら
「もちろん、OKさ」
と笑顔で清算してくれました。
日本で余った小銭を日本円に換金したら手数料がもったいないし、少しばかりだと換金せず引き出しの隅に入ったまま・・ということだってあります。
それならば、思い切って使い切るというのも良いですよ。
さぁ、そろそろ搭乗時間です。
予定どおり搭乗した飛行機が、なかなか出発しません。
予定では8:45出発なのに、もう9:30です。
ロスまでが1時間20分。
ロス発の国際便が13:20発です。
LAXの乗り継ぎとしては、非常にタイトになっています。
乗り継ぎ大丈夫かな〜〜と心配していると、9:45に出発しました。
1時間遅れです。
なんかもの凄くとばしているような!?
こんな細ーーーい翼で、そんなにとばさなくてもーーー。
そんな風に思っているうちに、あっという間にLAXへ到着しました。
1時間遅れで出たはずなのに、到着したら30分遅れまで挽回していました。
飛行機でもそんなことあるんだーーー。
往路と違い、帰りは目的地までバゲッジのピックアップはありません。
手荷物だけ持ってLAXでのJALパック案内係さんとの待ち合わせ場所へ行きます。
マッカランからLAXまでの国内線は5組とも並び席で一緒に座ってきたので、待ち合わせ場所へは同じくらいで着くんだろうな〜と考えながら向かってみると・・・
一番のり〜。
私たちの後、すぐにDさんご夫妻が、そしてその直後にCさんご夫妻がやってきました。
が、到着するなりCさんが、またあのセリフを言いだしました!
C「出国審査混んでる?優先レーンないの!?優先レーン!」
係「そんなものありません」
C「なんだよ、ないの!?」
C「ねー、これ待たないとダメなの?」
C「なんで俺が待ってないとダメなの」
C「これ待ってたら飛行機乗り遅れちゃうよ?」
C「ルート分かるから先行くけど、いいよね?」
係「案内を辞退されるのは結構なのですが、近道ご存知ですか?」
係「乗り継ぎ時間がギリギリなので、これから近道でご案内しますよ」
C「近道?そんなの知らないけど、待ってるより早く行けるに決まってるから、行くよ!」
Cさん言い終わる前に行ってしまいました。
少し待つと、Bさんご夫妻がやってきました。
しかーーーし!その後待てど暮らせどAさんファミリーが現われません。
そのうちに搭乗出口の扉が閉まってしまいました。
もう中にはいないってことだよねー。
係の方が言うには、このAさんファミリーは、往路の乗り継ぎでも集合場所へ現れずバタバタだったそう。
後に係の方が航空会社に確認したら、すでに自分たちで乗り継ぎが済んでいることが確認取れ、一件落着したそうなのです。
「案内が要らないならそれでもいいけれど、連絡を入れて貰えないと他の方をお待たせするのが一番困る」と係員さんが嘆いていました。
私たちの乗り継ぎもあまり時間がないので係員さんが自社へ電話し、Aさんファミリーを同僚に託して、私たちは出国審査へと向かいます。
エレベーターに乗って向かった先は、ちょっと隠れた場所にある穴場の審査ゲートです。
順路の看板がない場所なので、ここを知っている人だけしか来ないので空いているそう。
旅行者はもちろん、現地の人も滅多に来ないそう。
毎日空港内で乗り継ぎ案内をしているベテラン乗り継ぎ係さんだからこそ、知っている情報なのでしょう。
さすがです!
そのまま流れに乗って5分ほどで出国審査を終え、エレベーターでフロアを上がると、すぐそこにプレミアムエコノミー用のラウンジがあります。
LAXではビジネスクラスとラウンジが別のため、ここはプレミアムエコノミーの利用者だけになります。
プレミアムエコノミー専用なので、サクララウンジほどの豪華さはありません。
でもサンドイッチやクッキーとコーヒーなどの飲み物はあるので、これでも十分です。
ターキーとチーズのサンドイッチ、それとラテをいただきました。
これから間もなく国際線に乗り、程なくして機内食の時間になることを考えて軽めにしてみました。
食べ過ぎはアラフィフの大敵ですから(笑)
ラウンジは中2階のバルコニーっぽくなっているところにあります。
下を見るとこんな感じ。
ラウンジ内は無料Wi-Fiが完備されているので、ネットをしながら食べていたらあっという間に搭乗時間です。
そうそう、ラウンジにいる間と搭乗口への移動中に、JALよりAさんファミリーを呼び出すアナウンスがありました。
どうやら時間になっても搭乗口へ現れていないようです。
自分たちで移動し、混んだ出国審査に並んでいるのかもしれません。
Aさんファミリーは英語が話せないようだったので、順番を交渉するのも厳しいかもしれません。
飛行機に乗り遅れないか心配です。
私たちは、現地の案内係さんのおかげで出国審査もパッと済み、ラウンジでくつろぐ時間までとれました。
これ、自分たちで乗り継いでいたら、こうはいかなかったでしょう。
タイトな乗り継ぎほどガイドがあると乗り遅れることもなく、無駄に追加費用が発生することがないのは、金コマには嬉しいですね。
巨大空港に慣れていない人は、乗り換え案内付きツアーにすると安心ですよ。
プレミアムエコノミーの搭乗は最後なので、ゆっくりと向かいます。
出迎えてくれているCAさんにご挨拶をし、自分たちの座席を探します。
飛行機は出発直後に緊急事態があることが多いので、私は離陸後の安定飛行まで靴のままでいます。
シートベルトをし、窓からLAの景色を見ながら離陸を待ちます。
すると、最後の最後に滑り込みでCさんご夫妻が機内へ入ってきました。
本当にギリギリ。
ラウンジでくつろいでいたのか、それとも出国審査に並んでギリギリになったのか・・・?
Cさん、ちょっと不機嫌そうです。
Aさんファミリーはどうしたかな。
いろいろなことがあったラスベガス旅行。
楽しかったな〜。
また、来るよ。
さよなら、アメリカ。
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