ダイエットインストラクターがアラフィフ女性の元気を全力で応援

ドラム歴38年のアラフィフ夫がすすめるドラムの始め方

ドラム歴38年のアラフィフ夫がよく聞かれることがあります。
もしかすると、今この記事を読んでいるあなたも思ったことはありませんか?

ドラムってカッコイイけど難しくない?

一見難しそうに見えるドラミングですが、本当は難しいのか、それとも難しくないのか・・・?

これからドラムを始めたいと考えているアラフィフ世代向けに、ドラムを始めにはどうしたら良いのかをお話しします。

ドラムってなに?

ドラムは、大小様々な太鼓やシンバルを並べて、1人の奏者がリズムを刻む楽器です。

パッと見ると「手足がバラバラに動いていて何してるか分からなくて凄い!」と驚く人も多いドラムですが、実はそんなに難しくないそうです。

最近では40代〜60代でドラムを始める人も多くみられます。

始める理由として「若い頃憧れていた」や「手足を動かすので脳と手脚の老化防止にピッタリ」というものが多いようです。

twitterでも「昔からベンチャーズに憧れていて、最近やっと時間に余裕ができたから音楽教室に通い始めました」といったtweetを見かけることが増えました。

グループサウンズからフォーク・ロックまで、以前から憧れていた音楽を演奏してみたい人のために、ドラムを始めるには何が必要なのかをご紹介します。

個人レッスンや音楽教室で先生に習った方が良いの?

初心者やドラム歴がまだ浅くバンド仲間がまだいないという方は、音楽教室でレッスンに入ることをオススメします。

スクールや先生のランクで違いますが、一般的な月謝はひと月1万円前後ということが多いです。

レッスン時間は、1時間×3回や1.5時間×2回などいろいろなパターンがあります。

自分が通えるペースや教室への通いやすさを考慮して選ぶと良いでしょう。

もし「ぜひこの先生に習いたい!」という希望があるなら、少し無理をしてもその先生に習うことをオススメします。

先生との相性は、とても重要な部分です。

相性の合わない先生にあたってしまった場合、嫌な思いをしたりするとドラムが全然楽しく感じられなくなり、けっきょく音楽教室を辞めたという話も聞きます。

もともと好きだった先生の指導であれば、少しくらい嫌なことがあったり上手くいかなくても指導を信じることができるので続けやすいです。

そして何より、その先生は、あなたが最初から目標としている演奏技術を持っています。

「こんな演奏がしたい」と思える演奏を生で観て聴く機会はそうありません。

その演奏を前に習うことができるのですから、これほど有意義な時間はないのではないでしょうか。

最近では多くのプロドラマーが教室を持っていたりワークショップを開催したりしています。

習うことで自己流よりもずっと早く上達できるし、悩み事の解消にもつながります。

好きなドラマーや講師のスケジュールを、インターネットでチェックしてみてはいかがでしょうか。

ドラムを始めるには何が必要?

これはあなたがどのようにドラムを始めるかで少し違ってきます。

さっそく音楽教室に入会手続きをして、来週から通うことになっています

音楽教室に通うことになっているのなら、教室に相談してみてください。

レッスンに必要な持ち物(楽器・教則本・練習道具など)が決まっているかもしれませんし、教室によっては提携ショップなどで割引価格で購入できることがあります。

音楽教室まではちょっと・・・まずは個人で練習してみたいな

自己練習で始めるあなたは、まずスティックを購入しましょう。

スティックは、楽器屋さんで購入できます。

2本で1組での販売で、だいたい1,000円強の価格帯が多いです。

まずは定番モデルを選び、その後は好みで自分に合ったスティックを選ぶと良いでしょう。

楽器屋さんに行ったらたくさんありすぎて迷って買えなかったよ

初心者の方にオススメのモデルをご紹介します。

  • パール社 110H(全ての方へ)
  • Vic Firth社 7A(女性やお子さんなど身体の小さい方へ)
  • Vic Firth社 5A(一般的な方へ)

上記のスティックは、ほとんどの楽器屋さんで取り扱いがあり、折れたりしても代わりのステイックを直ぐに見つけることができることからオススメです。

スティックは木材でできています。

木材の種類で握った感じやしなり加減・音色に違いが出ます。

主に使われている木材は、次の3種類です。

  • ヒッコリー
    もっとも多く使われている木材で、軽くて耐久性があります。
    音色は標準的な感じです。
  • オーク
    少し重いですが、耐久性はヒッコリーよりもあります。
    ロックなど音量重視の方は一度試してみると良いでしょう。
    音色は少し重い感じになります。
  • メイプル
    軽くてしなやかな感触があります。
    耐久性はヒッコリーよりもありません。
    メイプル素材のスティックで大音量を鳴らしたいという場合は、それなりの演奏技術が必要になります。
    音色は少し明るく軽い感じになります。

この他にも様々な木材や合成素材が使われているスティックもありますが、特別に好みができたり用途が決まっていたりする以外は、上記の3種類から選んでおけばまず問題ありません。

また初心者は「このスティックでしか叩けない」と癖がついてしまうことがあるので、数種類のスティックを用意しローテーションしながら使うことで変な癖がつくことを防げます。

数種類のスティックを使ううちに自分と相性の良いモデルがみつかるかもしれません。


楽譜が読めなくてもできますか?

楽譜が読めなくても、ドラムを演奏するのには問題ありません。

慣れれば、好きな曲を聴いてコピーする「耳コピ」ができるようになります。

また、多くの音楽教室では、楽譜の読み方から教えてくれます。

学生の頃は楽器や歌が苦手で授業が苦痛だったんだ・・

大丈夫です!

音楽が苦手だったという人も、きっと好きな音楽を聴いていたと思います。

好きな曲に合わせてドラムを叩くのはとても楽しいです。

好きな音楽を聴いていると自然と身体が動いてしまう、そんな感覚で楽しんでみてください。

スティック以外に用意した方が良いものは?

1:スティック練習をするための練習パッド

自宅で練習をする時に、ドラムの代わりに叩きます。

パッドには、反発力の強いものと弱いものがあります。

練習の目的によっても異なるので、教室に通っている人は先生に相談してみるのも良いでしょう。

私が考える各メーカーの特徴をあげてみます。

パール社

適度な反発力で、隠れ愛用者が多いモデルです。
ユーザーの多くは、反発感がドラムに一番近いと感じています。

ロスカボス社

高反発なモデルです。
力いっぱい叩いてしまう癖の修正などにもオススメです。
力まずに叩いたときの反発力を利用して叩く練習をするのに適しています。

エバンス社

ソフトな打感で、音量や振動が少なめです。
力まずに叩けるようになるには少しコツが要りますが、慣れると手の中でのスティックコントロールが楽になります。

ヤマハ社

本物のドラムヘッド(太鼓の表面に貼ってある皮のこと)を使っているので、打感や音色がとても良いです。
その分、音量や振動が大きくなっているのが難点です。
自宅で使うには、周囲への配慮が必要になります。

2:メトロノーム

リズムを刻む時のガイドになります。

ドラムはバンドの演奏する曲が耳に心地よくなるための要です。

ドラムの刻むリズムが安定するように、体感で覚えておくと良いでしょう。

最初から高価なメトロノームを購入しなくても、今はスマホのアプリがあるので、始めはアプリからスタートするのも一つです。

「メトロノーム」で検索してみると見つけやすいです。

上達すると欲しくなるもの

上達してくると、自分の欲しい音色や操作性の楽器が欲しくなってきます。

  • スネアドラム
  • フットペダル
  • エフェクトシンバル

などが目につくようになります。

また、ジャズなどの音楽が好みの方には・・・

  • ライドシンバル
  • ハイハットシンバル

このあたりを揃えることで、自分の音色を差別化することができます。

音色から選ぶだけではなく、好きなドラマーが使っている道具を真似るのも楽しいかもしれません。

モチベーションが上がり、よりドラムが楽しいものになることでしょう。

電子ドラムってどうなの?

楽器屋に行くと目に入るのが、電子ドラムでしょう。

個別に揃えなくてもセットになっているため、購入後に持ち帰りすぐにドラムが楽しめるようなイメージがあります。

電子ドラムはラインナップが豊富で、価格も数万円から数十万円するものまであります。

しかし一度買ってしまうと買い替えるのは容易ではありません。

また、電子楽器というと電子ピアノのように静かなイメージがありますが、実はパッドを叩く音やペダルを踏む音や振動が想像以上に大きいです。

マンションなどの場合は近隣住戸の方から苦情があり使えなくなったという話も聞きます。

最初は電子ドラムではなく、練習パッドで腕を磨くことをオススメします。

まとめ

ドラムを始めようと考えている人へ経験者から伝えたいことは

  • 始めたいと思った時が始めどき。思い切って飛び込んでみよう
  • 習いたい・憧れている先生に習うことをオススメ
  • 最初はスティックを数種類持とう
  • 練習パッドがあると自宅で練習がしやすい

バンドブームを見てきた世代の中には昔からドラム演奏に憧れている人もいるのではないでしょうか。

難しそうに見えるドラムですが、見ているのと実際に演奏しているのとでは全然違います。

思いきってドラムの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
上質なものと美味しいものが好きな、東京在住のアラフィフ主婦。 日本ダイエット健康協会公認 「プロフェッショナルアドバイザー」「ダイエットインストラクター」資格保持者。 40代・50代の健康を応援します。
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コメント (2)
  1. 冴木隆 より:

    いいですねぇ^^
    確かに楽器って習った方が早いですよ。
    そして、
    結局はどれだけ叩いているか?で変わりますよね^^
    俺も楽器を復活させないといけないんだよなぁ・・・
    来年、セッションしようって言われてて、
    10年以上弾いてないギターを引っ張りだそうかとしています(笑)
    気が重いんだか、楽しみなんだか分かりません(笑)

    1. アバター画像 桜子 より:

      >冴木隆さん
      ギタリストだったんですね!
      何でもできてすごいな〜(^^)
      きっと久しぶりにギター鳴らしたら、ウキウキしますよ〜♪

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