こんにちは!桜子です。ご訪問ありがとうございます。
この記事は2017年5月下旬に「JALパック グランドサークル6日間じっくりコース」で訪れた、グランドサークルとラスベガスの旅行記です。
※6日間のツアーにラスベガスで2延泊をつけています。
ホースシューベンドを観光した後は、アンテロープはアッパーに来ました。
※アンテロープについては、過去記事(幻想的なアンテロープ ローワー)で紹介しています。
アンテロープと言えば、ひとすじの光が差し込む神秘的な写真が有名です。アッパーの写真は、きっとどこかで見かけたことがあるのではないでしょうか。
アンテロープはナバホ族の運営するガイド同行ツアーでしか、入場することができません。
アンテロープは今でも年に数回は鉄砲水がやってきます。
鉄砲水は、アンテロープ界隈で降っている雨によるものではなく、遠く500キロ以上離れた場所で降ったスコールが流れ込んでおきます。
天気予報が発達した今日においても、ナバホ族方々が出す予報が一番あたり、鉄砲水での事故を防いでくれているそうです。
なので安全の意味からも、ここアンテロープでは、ナバホ族ガイドさんの指示はしっかり聞きましょう。
そして、アッパーはローワーに比べて厳しい制限があります。
注意点!
アッパーは当日券がない日もあるので、事前予約をオススメします。
また、受付順での入場になるので、ここでもツアー利用が効率よく観光でき便利でした。
ツアー時間になると、グループごとに呼ばれます。
呼ばれた順番に、指定されたジープに乗り込みます。
これ、乗車シートではなく、荷台にベンチを置いただけ・・・
ジープに揺られ、ダートロードをガタガタと進みます。
このダートロードは道路ではなく、乾いた川底なのだそう。
スコールが降ると、ここは一面水路になるらしいです。
アッパーを通り抜けた鉄砲水はこの広いダートロードを通り、ローワーへと流れ込んで通り抜けるそうです。
そうしてできたのが、ここアンテロープキャニオン。
自然の、そして水の力ってすごいものがあります。
それにしても、柱と屋根しかない荷台は、すごい砂埃です。
このジープでは、運転席の真後ろに座ると運転席が盾になって、砂埃がやや少なくて済みます。
マスクとサングラス、帽子は持った方が良いです。
もしマスクを持っていなければ、バンダナやタオルを顔に巻くことでも良いでしょう。
ジープを降りて、アッパーの入り口まで歩きます。
写真の真ん中よりやや右にある割れ目が、アッパーキャニオンの入り口です。
せ、狭い??
もう少し近づくと、こんな感じです。
遠くで見るより、広くてホッ。
この中をナバホ族ガイドさんについて進んで行きます。
入り口は光が入り込み、キレイなオレンジ色のグラデーションが楽しめます。
自然が織りなすグラデーションに、ただただ息をのむばかりです。
アッパーは上が狭いため、ローワーより中が暗くなっています。
しかしそのおかげで、神秘的な光の景色が楽しめます。
有名なビーム。
ビームが見られるのは、5月から10月までだそうです。
そして、この光が上から差し込むのが、11時〜13時の間になります。
せっかく行くなら、ビームが見られる可能性がある5月から10月の、時間は昼前後に見学する枠を予約するのがオススメです。
これがハートに見えるところ。
暗いところから光に向かって撮影するので、ちょっとピンボケしちゃいました。
これ、確か元大統領のお名前がついた岩だったのですが、どなたの名前だったかな?
暗いところの撮影は手持ちでは難しいですね。
ところどころ天井の割れ目に流木が挟まっています。
鉄砲水がやってくると、この空洞全体が水没することが感じられ、ちょっと怖くなりました。
ここがアッパーの出口です。
全景はこんな感じ。
一度ここから外に出て、再びきた道を逆行してジープへ戻ります。
アッパーでの写真撮影は、往路を歩いている人たちが優先的に撮影するルールになっています。
なので往路で写真をたくさん撮りましょう。
初めてアンテロープに行くなら、アッパーとローワー両方行くことをオススメします。
幻想的な色に刻々と変化するローワー。
神秘的な光が差し込むアッパー。
どちらも生きているうちに一度は見ておきたい絶景です!
アンテロープの見学が終わったら、ツアーはもう直ぐ終わり。
ラスベガスのホテルへ戻ります。
2泊3日で回るグランドサークルの旅は、私たちが毎日過ごす日常がすごくちっぽけなものなんだと感じさせてくれるものでした。
ここで見た景色は、私の宝物。
こんなステキな旅をプレゼントしてくれた主人に、心から感謝です。
ありがとう! thank you! AHE HEE!