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MAZDA(マツダ)のCX-8は楽しく走りたいパパにオススメ

あなたは、車を選ぶ時に何を一番重要視していますか?

私は車を選ぶ時には、車内の快適性も重要だと考えていますが、何よりその車を運転することが楽しいかどうかを一番重要視しています。

ところで、ファミリー層の多くが乗っている車と言えばミニバンですが、あなたはミニバンのドライビングに満足していますか?

最近は、ミニバンを検討するファミリー層にも走光性を重視する人が増えてきていて、ミニバンからSUVへシフトしてきている傾向が見られます。

SUVとは、Sports Utility Vehicleの略で、この名前からアウトドア用車両を想像する人も多いようです。

かつては3列シートのSUVと言うと、三菱自動車のパジェロ・日産自動車のサファリなどがありましたが、車体が大きく取り回しにくいと言った世の奥さま方からの声や、東京都のディーゼルエンジン規制などがあり、最近ではすっかり見かけなくなりました。

ところが、そのジャンルに突如として現れたのが、このCX-8です。

オンラインニュースによると、このCX-8が思いのほかファミリー層に人気があるようです。

▼参考記事▼
マツダCX-8が若い世代に大ウケしている理由 ー日本の3列シートSUV市場を活性化できるか-

家族の運転手としてだけでなく、ドライバー自身が運転して楽しい車に乗りたいという声が増えてきていて、ミニバンからSUVへの乗り換えが多いそうです。

ミニバンとSUVでは、そんなに違いがあるのか!?

さっそく車好きのアラフィフ主婦が試乗して、その人気の理由に迫ってみました。

▼CX-5の試乗レポートはこちらから▼

MAZDA CX-5ってどう?最近見かけるCX-5を試乗してきました

CX-8ってどんな車?

CX-8は、MAZDA(マツダ)が満を持して登場させた3列シートのSUV車。

6人乗りと7人乗りがあり、それぞれに2WDと4WDがあります。

一番の特徴は、ガソリンエンジンの用意がないところです。
これについては、マイナーチェンジなどで追加販売があるかもしれませんね。

精悍な顔つき

CX-8 外観

MAZDA(マツダ)プレミアムというデザインによる顔つきは、精悍でヨーロピアンな印象です。

デザインという点でみると、スライドドアのためのレールがないことは非常に大きなポイントです。

外観だけからでは、3列シートの車とは思わない人もいるのではと感じました。

CX-8のセンサーとカメラ

エンブレムの下にフロントカメラがあるのが分かりますか?

デザインを極力邪魔しないような工夫がされています。

フォグランプも主張しすぎないデザインです。

こんなにコンパクトでも、しっかりと明るいのでご安心を。

内装はやり過ぎず程よい高級感

室内はファブリック仕様と、XD-Lpackageの本革仕様があります。

本革は、ディープレッド(焦げ茶色)とピュアホワイト(白色)の2色から選べるのもGOOD。

プロアクティブ以上のグレードには、ステアリングヒーターがついています。
寒い冬の朝に家族を駅まで送ったりする時って、ステアリングも凍っているような冷たさですよね。

ステアリングヒーターって良い!欲しい!と本当に思います。

ドアの内張やダッシュボードにある木目パネルは、「木目調」ではなく木を使った本物志向。プチセレブ心をくすぐります。

後部座席です。

これは6人乗りのL-packageなので、本革シート仕様。

写真では分かりにくですが、後部座席にも独立エアコンと運転席と同等の肘置き&小物入れがあります。

リアのエアコンコントロールパネルと、2列目コンソールボックス下の引き出し状小物入れ。

2列目を愛用する奥さまも多いと思うので、この小物入れが充実した作りは嬉しいですね。

2列目のコンソールボックスです。運転席と助手席の間とほぼ同じもの。

スマホの充電もできます。

このコンソールボックスが深そうだったので、腕を入れてみました。

写真はありませんが、私の肘まで入ってしまう深さがあり、サングラス類も複数が余裕で収納できそうです。

ドリンクを入れたままでもボックスが使えるのはGOOD!

ZOOM-ZOOMな走りを実現する3つのポイント!

実際にCX-8を試乗してみて感じたのは、ドライビングの楽しさです。

販売店が試乗コースとして設定してくれている道は、上り坂・くねくねとカーブが多い道・下り坂・片側2車線の道と変化に富んだコースでした。

コースでいろいろなケースをシミュレーションでき、有意義な試乗をすることができました。

その試乗で感じられた「ドライビングが楽しいポイント」を3つにまとめました。

1.運転しやすい

まず特筆すべきは、運転のしやすさです。

一般的な箱型のミニバンと違い、SUVは機構上からも乗用車の既存技術を導入しやすく、乗用車からの乗り換えでも違和感がとても少ないです。

ミニバンと比較した場合、体感的にボディのヨレを最小限にしているところが、運転のしやすさにつながっているようです。

また、CX-8はCX-5・アテンザ・アクセラと同じ2.2リッターのSKYACTIV-D(ディーゼルエンジン)を搭載していますが、その中身はエンジン型式を変えてもおかしくないほど全く別物のエンジンに進化しています。

このエンジンでは、ピストン1回のストロークで燃料噴射が最大6回行われます。
この技術により、クリーンでパワフルなエンジンを実現している様です。

4WDの最上級モデル「XD L Package」は、現在市場で大人気のCX-5よりも200kg以上も重く1900kgを超える重さがありますが、その重さを楽々と加速することのできるエンジンは運転して楽しいの一言です。

もともとディーゼルエンジンは、低回転でも馬力(出力)があることが大きな特徴のエンジンです。

ガソリンエンジンは回転数を上げることで馬力を稼ぎ出しますが、ディーゼルエンジンはそもそも車が動き出す初動から馬力がふんだんにあるのです。

ところで馬力ってどう計算するの!?
トルク(カタログに載っています)×エンジン回転数=出力(kW)(馬力とも言う)

CX-8最高出力140kW(190PS)/4500rpm、最大トルク450Nm(45.9kgm)/2000rpm
CX-5最高出力129kW(175PS)/4500rpm、最大トルク420Nm(42.8kgm)/2000rpm

この数値は、2Lターボスポーツエンジンのクラス最強を誇るAMG A45シリーズ2Lターボの最大トルク48.4kgm/2250~5000rpmと同等と考えると、スポーツユーティリティとしても申し分がないでしょう。

つまり、低回転だけでも馬力のあるディーゼルエンジンは、回転数を上げることは得意ではありませんが、その実は高回転まで回転させる必要がないとも言えます。

通常の走行では1000〜1500rpm(回転)を多用することからも、最大トルクが2000rpm(回転)で出せるということは、思ったとおりに加速できる特性があることが十分に伝わるのではないでしょうか。

ディーゼルエンジンの車を運転したことのない人は驚くかもしれませんが、試乗した際に市街地で2000rpm(回転)を超える域までエンジンを回すことはありませんでした。

それだけ高回転まで回す必要がなく、気持ち良く加速してくれるからです。

ディーゼルエンジンは、初動から太いトルクでぐいぐい走ってくれます。

2.乗り心地が良い

CX-8のサスペンションは、乗用車として求められる機能を十分に備えていて、ゆったりとした乗り心地を実現してくれています。

ミニバンは居住空間に重点を置いているため、居住スペースを優先した構造になっていることが多く、サスペンションやボディ剛性が犠牲となっていることがあります。

その点を比較すると、CX-8は安定した足回りとなっています。

私はミニバンの欠点は、交差点やコーナーなどでの横揺れだと感じていました。

初めてミニバンを運転したときに、交差点でハンドルを切って「怖い」と感じた経験を持つ人も多いと思いのではないでしょうか。

私も数種類のミニバンを試乗したことがありますが、交差点やコーナリングで車体のヨレや横揺れが気になった経験があります。

しかし、CX-8は、そんな心配は全く必要ありません。
3列シートの車であることを意識せずに安心して、普通の乗用車を運転するように乗ることができます。

もちろん後部座席・最後部座席に乗る家族や友人にだって、不快な横揺れを感じさせません。

気になる3列目の乗り心地ですが、ミニバンと比べて頭上空間はやや狭いですが、十分な高さがあります。

足元のスペースですが、2列目のシートを下げている時は、それほど広くはありません。

平均的な身長のアラフィフ女性が座るとこんな感じです。
2列目のシートを後ろまで下げずに乗ると、ゆったりとした空間。
飛行機のエコノミークラスよりも、ちょっと広いでしょうか。

コンセプトは「身長170センチの人が中距離を乗っても窮屈に感じない設計」のようです。

そして気になる乗り心地は、コンパクトカーやミニバンの後部座席よりもかなり快適に感じました。

前述していますが、サスペンションがしっかりと役割を果たしているため、横揺れが少なくロードノイズを感じず疲れにくく感じました。

3列目にも肘置き・ドリンク置き場があるのは嬉しいですね。

肘置きスペースのすぐ下に手をかけられる凹みがあるのが分かるでしょうか。
この凹みに手をかけると体を動かしたり立ち上がりやすいようにできていて、細かいところまで考えられているなと感じました。

シートは体のおさまりも良く、ホールド感があります。
3列目に座っていても体が不安定になることも少なく、交差点で振られることもありませんでした。

ところでディーゼルエンジンてうるさくないの?

実は、試乗した時はスペックをあまり気にしていなかったため、CX-8にはガソリン車があると思いこんでいました。

それもあり私が試乗している車はガソリン車だったと勘違いしているほど、車内は静かでした。

3列目と運転席はこれくらい離れていますが、声を大きくすることなく普通に会話ができていました。

ディーゼルエンジンがうるさいというのは、もう過去の話なのかもしれませんね。

3.心地よい反応

日本は、信号の多い国です。

ストップ&ゴーのたびに高回転までエンジンを回しハイパワーで重い車を走らせるのではなく、トルクフルなディーゼルエンジンで軽々とスタートすることができます。

このゆったり感は、大型セダンに匹敵するほどのラグジュアリー感と言えると思います。

信号で停止する度に車は再スタートしますが、実はその時が、同乗者にとって揺れを感じる部分なのです。

最近ハイブリッド車を中心に主流となっているCVTエンジンは、最初にエンジン回転数を上げないと車速が追随しないため、アクセルを吹かし過ぎる運転になりがちです。

せっかくのハイブリッド車なのに、燃費が悪くなるのは惜しいですよね。

MAZDA(マツダ)では、トランスミッションに流行のCVTではなくATを使っています

その理由は、CVTは駆動系で滑り摩擦が多いからです。
CX-8は、駆動系が滑らない「ロックアップ」という時間を長く取れるATを、トランスミッションとして採用しています。

より効率的に気持ちよく運転できる駆動方式を選択するのが、MAZDA(マツダ)が目指している車作りの本質です。

この効率的な駆動方式は、ドライバーがアクセルを操作すると素直に反応してくれて、心地よいドライビングが実現できます。

アクセル操作がしやすいオルガン式ペダルなのも、ドライバーの気持ちをよくわかっている仕様ですね。

また、横揺れが少ないCX-8は、最後列に乗る家族を気にせずに高級セダンのように自由な運転ができます。

CX-8を試乗してからミニバンの運転をすると、同乗者への揺れを気にして自由に運転ができないことが分かりやすいと思います。

また、いつ頃からかミニバンにはスライドドアがか定番になっていますが、スライドドアにするためにボディバランスが変わってしまうことがあります。

後部座席のドアが従来のドアになることで得られるボディ剛性は、ドライバーだけでなく同乗者の疲れを軽減させてくれます。

車線変更などで欲しい加速がタイムラグなく得られて、山などでの行楽でも横揺れが少なく目的地へたどり着けるドライブ性能は、運転する楽しさがあるでしょう。

実は、最近のスライドドアはほとんどが電動となっていますが、電動ドアは開くまでに案外と時間がかかるのです。

雨の日の買い物などに電動スライドドアは便利そうに見えますが、これが意外と時間がかかり雨で濡れてしまうことがあります。

また、お子さんが小さいうちは「勢いよくドアを開けてしまいお隣の車を傷つけてしまうのが心配で・・・」といった時にスライドドアは便利ですが、話が分かるようになってきたら普通のドアの開閉になじむことも将来のためには必要ではないでしょうか。

軽油は金コマの味方

お金をかけずに快適な走行とラグジュアリーな車を手に入れたい金コマには、リーズナブルな軽油はとても嬉しいですね。

CX-8のカタログ燃費は、17.6km/L。

ハイブリッド車と比べると目新しくはない数値ですが、軽油の魅力はなんといっても価格の安さです。

経由はハイオクガソリンよりも、数十円も安い時があります。
私が行くガソリンスタンドでは、軽油の値段は99円/Lでした(2017年12月調べ)
50L(リットル)入れても、5千円でお釣りがきます。

ラグジュアリーな車にはハイオクが多いですが、同等の走りを軽油で手に入れらることは、金コマがプチセレブを目指す上ではとても心強い味方です。

マイナスポイントは?

どんなに考えられた車でも、やはりマイナスポイントはあります。

CX-8のマイナスポイントは、ズバリ「3列目への乗り降りが少しだけ手間」だということでしょう。

3列目に乗り込むためには、2列目のシートを倒して乗り込むことになります。

しかし、この手間も最小限に済むような工夫がされています。

シートの肩口に工夫がされていて、ワンタッチでシートを倒すことができ、すぐに3列目に乗り込むことができます。

肩口のレバーを引くと、このように倒れます。

背もたれが前に倒れ、シートが前にスライドすると通れるスペースが現れます。

このシートを倒す構造は、バブル時代の2ドアクーペを思い出すアラフィフ世代も多いのではないでしょうか。

ただし、この少しの手間と引き換えに手に入れられるドライビングの楽しさは、他の何ものにも代え難いものだと言えます。

まとめ

MAZDA(マツダ)から新発売されたCX-8は、ヨーロピアンな外観を持ち、6~7人が乗れる新世代SUVと言えるでしょう。

現行ではディーゼルエンジン車のみとなっているが、ディーゼルだからこそのトルクの太さと走行性が活かされていて、街乗りはもちろんレジャーでも楽しいドライブができる車です。

MAZDA(マツダ)のコンセプトであるZOOM-ZOOMな走りは、ブーブーと子どもがミニカーを動かす楽しさを表現しているそうです。

車を操る楽しさを思い出させてくれる車が減っている気がして寂しかったのですが、最近のMAZDAを見ているとワクワクする気持ちを思い出します。

私たちが試乗をして見積もりを依頼している間にも、ひっきりなしにCX-8を試乗する人が来店していました。

そのお店では、試乗する皆さんの多くは、小さなお子さんを連れた30代のファミリーでした。

家族を持っても車好きな男性は多いと思います。

家族のことを考えた車を選びながらドライブもレジャーも諦めたくない、そんなカッコイイ車に乗りたいパパにオススメのSUVです。

あなたも、一度CX-8を試乗してみませんか?

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この記事を書いた人
上質なものと美味しいものが好きな、東京在住のアラフィフ主婦。 日本ダイエット健康協会公認 「プロフェッショナルアドバイザー」「ダイエットインストラクター」資格保持者。 40代・50代の健康を応援します。
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