ダイエットインストラクターがアラフィフ女性の元気を全力で応援

筋トレをするとバストサイズは小さくなるのか?10か月筋トレした結果

筋トレを始めてから、カラダがしまってきたと感じます。

スリムになるのは嬉しいもの。でも、女性なら気になることがあるのではないでしょうか。

それは、「バストも痩せちゃわないの?」ということ。

カラダがしまっても女性らしさを失っては本末転倒。女性らしさを保ちながら引き締めたい。
果たして筋トレは、女性らしいけれどスリム、そんな理想的なカラダを作れるのか?

筋トレを約10か月続けてきた私が、筋トレでバストが小さくなったのかをご報告したいと思います。

筋トレ前のバストサイズは70D

筋トレを始める前の私は、典型的な「代謝の落ちたアラフィフ女性」といった印象の体型。
太い首に丸い肩、寸胴なウエストに太腿まで繋がったお尻、その割には細い脚。
ゆったりめのトップスにパンツを合わせれば、そこまで太って見えない。

鏡で見た自分は、10年前の体型とさほど変わっていないと思っている、平均的なアラフィフでした。

そんな私が、ふとしたキッカケで筋トレと出会い、自分のカラダと向き合うことになったのは10か月ほど前のこと。

筋トレを始めた当初は、主にマシントレーニングをしていました。

今まで筋肉をあまり使わずに生活していたためか、始めてすぐに「身のこなしが軽やかになった」と褒められたことも。

私の場合は、上記リンク記事にあるようなメニューを半年ほどこなしていたでしょうか。

半年経過後は、フリーウエイトにも挑戦。
10か月経った今では軽い重さではありますが、「ベンチプレス」「デッドリフト」「バーベルスクワット」など、本格的なトレーニングができるほどになりました。

ベンチプレスは、主にバスト周りの筋肉である「大胸筋」に効果がある種目です。

直接バスト周りに効く運動をして、良く言えば「バストが締まる」、悪く言えば「バストが萎んでしまう」とならないのでしょうか。

10か月のトレーニング効果からか、ウエスト周りも絞れてきたようで洋服のサイズに余裕が出てきたこともあり、下着を新調しにデパートへ行きました。

馴染みの売り場で店員さんに「筋トレをし体型が変わってきたので、ブラのサイズにも変更があるかも」ということを伝え、店員さんが用意してくれたいくつかのサイズを持って試着室へ。

10か月筋トレした結果も70Dだった!

バストイメージ画像

試着室へは、元々のサイズである「70D」と、細くなっているかもしれないからと「65D」、それから胸が萎んでいた時のために「70C」を持ち込みました。

「痩せた気がするからな〜」と思いながら、まずは「65D」を試すと・・

ホックが一番外側でもキツく、バストがカップに乗っかってしまっている状態。

確認にきてくれた店員さんも「これは小さすぎですね」と慌てていました。

そこで、元々のサイズである「70D」を試着。

あら、不思議。
ぴったりフィット。

念の為と「70C」を試してみましたが、やっぱりカップが小さい!

またまた確認にきてくれた店員さんが一言。
「最近の筋トレブームからか、筋トレをしてサイズが変わったかもと来店されるお客様が多いんですが、皆さんブラのサイズは変わられていないんですよね」

え・・?そうなんだ〜。

筋トレでカラダは締まってもバストは小さくなりませんでした。

意外な結果に驚きましたが、これでブラの総買い替えをしなくて済むのでひと安心です。

なぜバストサイズは変わらないのか?

女性の乳房は、乳腺を含んだ脂肪でできています。
全体が網状の結合体でできていて、大胸筋の上に乗っている別組織。

そのため、土台である大胸筋を鍛えても、バストサイズの変化に直結しません。

残念なことに、「インクラインプレス(大胸筋上部のトレーニング)はバストのハリを戻したり、下垂を食い止める」という説は、構造的には考えにくいのです。

ただし、普通の筋トレと食生活では難しいことですが、大胸筋を大きく(筋肥大)することにより全体に鳩胸のようなシルエットにすることはできるかもしれません。

それでは、筋トレをすることでバストにメリットはないのでしょうか?
それは、NOです。

大胸筋を鍛えることで、乳房の乗る土台が締まってハリのある筋肉になります。
しっかりと筋肉がつくと姿勢が良くなり、猫背に比べてバストが安定。
それだけでも下垂する一方のアラフィフにはメリットと言えるでしょう。

どんなトレーニングでもバストは変わらないの?

筋トレをするだけでは、バストサイズは変わらないことがほとんどです。

しかし、運動方法の組み合わせや生活によっては、萎んだり下垂する可能性があります。

では、どんな時なのか?

1:有酸素運動が中心

有酸素運動を好んでするアラフィフ女性は多いのではないでしょうか。

一般的に有酸素運動を20分以上続けると、脂肪をエネルギー源として消費し始めると言われています。

脂肪を消費するということは、乳房の脂肪を使うかもしれないということ。

「胸から取らずに下っ腹から消費してよ〜」

私もそう思います。
でも、そう自由にならないのがカラダの仕組み。

ウエイトを減らすことを第一目標として、有酸素運動をメインにしている場合はバストが小さくなることもあるようです。

2:背中の脂肪が多かった人

これはバストが小さくなるというよりは、ブラジャーのサイズが変わる可能性がある人と言えます。

背中に脂肪がたくさん蓄えられていた人が、全身の筋トレをすることで引き締まり、アンダーバストが細くなるから。

この場合、引き締まった美しいカラダに変化しているのならば、下着の買い替えは致し方ないのかもしれませんね。

3:減量のための食事制限をしながら鍛えている人

本格的な筋トレや、ビキニ系の大会に出るような選手は、バストサイズが大きく変化するそうです。

大会を目指すようになるとカラダを極限まで絞ったり、筋肥大をすることで洋服のサイズが変わることもあるとか。

ただし、これくらいの変化が出るのは、大会に出るようなトレーニングをしているアスリートです。

普通にトレーニングしているだけでは、ここまでのサイズ変化は出ませんし、何よりムキムキにはなれっこありません。
簡単にムキムキになれるなら、ボディビルダーも苦労ないことでしょう。

適度な食事を摂取していれば、サイズに変化は出ないと思います。

4:スポーツブラをしないで運動する

乳房はクーパー靭帯という細い線で維持されているそうです。

参考:かしこくキレイなからだをつくろう。ワコール ボディブック

胸を安定させずに運動すると、乳房が上下に激しく揺れ、このクーパー靭帯が伸びたり切れてしまうことも。

恐ろしいことにこのクーパー靭帯は自主再建されないよう。

せっかくトレーニングで痩せても垂れ下がったバストになっては悲しいですよね。
運動時はしっかりとサポート力のあるスポーツブラを着用しましょう。

★オススメのスポーツブラ★
ふくよかなアラフィフには、しっかりタイプでサイズのラインアップが豊富なスポーツブラがオススメです。

5:ナイトブラをせずに寝ている人

筋トレにナイトブラ!?と思う人もいるかもしれませんが、実は寝ている間は筋肉の修復が進む時間であり、バストに重力の負担がかかり続ける時間なのです。

人は人生の3分の1は寝ています。
せっかくスポーツブラでバスト保護をしながら運動しているのに、毎日の3分の1もある睡眠時間にバスト保護をしないなんて、トレーニングの成果も台無しにしてしまうと思いませんか?

また、なぜ普通のブラでなくナイトブラなのか・・・?
ここについてはナイトブラのメーカー公式サイトが参考になると思います。
普通のブラのように締め付けず、それでいてバストのお肉を逃さない。バストが流れないことで快眠度にもつながる大切なアイテムで、私も数年間欠かさずに身につけて寝ています。

★オススメのナイトブラ★
ナイトブラは伸縮性や通気性・肌触りなどの機能性を重視して選びたいですね。
シンデレラマシュマロリッチナイトブラ

今日のおさらい

筋トレをすることでダイエット効果を感じている私ですが、バストサイズに変化はありませんでした。

それは・・・

  • 乳房は乳腺を含む網状の結合体で、大胸筋とは別組織。
  • しっかりと栄養を摂ることで、筋肉量を維持。
  • スポーツブラを着用し、バストの保護をしながらトレーニング。

しっかりとバストをサポートをし、適切な栄養を摂ることで筋肉を減らさないことが大切。
食事やサプリメントを上手に摂り入れて、キレイを目指しましょう!

★私がトレーニングで愛用しているサプリメントをご紹介★
私は、トレーニング前にいつもこれを飲んでいます。
脂肪燃焼効果が期待できるそう。

運動中のエネルギー補給に欠かせないアミノ酸。

運動後のサプリメントならコレ。

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この記事を書いた人
上質なものと美味しいものが好きな、東京在住のアラフィフ主婦。 日本ダイエット健康協会公認 「プロフェッショナルアドバイザー」「ダイエットインストラクター」資格保持者。 40代・50代の健康を応援します。
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