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自己流の筋トレで肩を傷めた?その原因と対処法

「筋肉は裏切らない」

平成最後の年である2018年の流行語大賞にノミネートされている言葉です。

この言葉が流行語大賞の候補になるほど、今年は筋トレが流行った年なのではないでしょうか。

しかし、流行るとそれに比例して増えるのが、怪我。
むやみに筋トレを行うと、思わぬ怪我につながる危険があります。

実はそれ、私のこと。
先日、間違えた筋トレが原因で肩を負傷してしまいました。

なぜ私は、負傷してしまったのか?

当記事では、私が怪我をした原因と回復に向けた方法を紹介したいと思います。

チェストプレスでミス

私は、先日の記事で紹介したメニューを週3〜4日行っています。

▼メニューはこちらの記事にあります▼
アラフィフが筋トレを3ヶ月続けてみた。その効果は?

でも、もっと効率的に効果をあげる方法はないのかと考え、YouTubeでトレーニングメニューを視聴しまくっていました。

その中でも印象的だった自称・トレーナーさんの動画を繰り返し視聴し「ネガティブトレーニング」の重要さを学習。
早速その日のトレーニングに導入してみました。

最近では、マシンにもすっかり慣れてきていたので、周囲を見わたす余裕さえ感じていました。

その油断からでしょうか。
重りを戻すときに腕を後ろまで引き過ぎてしまったのです。

普段ならセットの終わりに重りを戻すときは、足で支える補助バーを使いゆっくり戻しています。
私が利用している器具は、この補助バーを使うことにより、腕が後ろまで引っ張られることを防止。
安全装置ですね。

しかし、ジムのマシンは女性の私には少し大きくて、補助バーに足が届く頃には腕が肩より後ろまで行ってしまうことが多く、つま先で補助バーを踏まなければなりませんでした。

その日はネガティブトレーニングで戻すときも負荷を感じながらギリギリまで保っていたためか、つま先より土踏まず側で補助バーをキャッチしてしまい、肩関節より後ろ側へ腕を引っ張られてしまったのです。

肩がまったく動かせない!!

負傷した日は「少し痛いけど、大したことないだろう」と考えていました。
「寝たら治るかな〜」とも。

しかし、翌朝起きてみても、痛みは消えていません。それどころか、どんどん増してきます。

座っていても、腕を下ろしたままいることが痛くてできない。
腕を下ろしていられないからとテーブルに乗せようとしても、激痛でできない。
トイレに入っても下着の上げ下げで激痛。
寝ても立っても座っても、息をして存在しているだけで痛い。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、本当に激痛でどうしようもない状態。

直ぐに近所の整形外科を受診しました。

骨には異常なし

整形外科へ行くと、まず口頭での問診。

原因に心当たりはあるかと聞かれたので、マシンで負傷したかもしれないことを説明。
触診も何もなく、まずはレントゲン撮影です。

このレントゲンでも激痛との戦い。
激痛で動かせない腕を指定方向に動かして撮影しなければなりません。

整形外科を受診したら楽になれると自分に言い聞かせながら、なんとか耐えて頑張りました。

レントゲンを2枚ほど撮影し、診察室へ戻ります。

うん、骨には異常ないね。
湿布貼って様子みましょう。
恐らく動かせるようになるまで3か月くらいかな。
はい、良いですよ。一週間後に受診してください。

・・・え!?
それだけですか??

良いですよって、何が良いの?

診察が終われば痛みから解放されると期待していた私は、辛くて涙がこぼれました。

帰宅しても痛みは増えるばかり

受診前から湿布を貼っていたため、受診しても痛みは改善しません。
それどころか、時間とともに痛みは増すばかり。

この時の可動域は、前20度・横15度・後ろほぼ0度という状態。

そして、だんだんと気になる症状が出てきました。

手を挙げようとしたり動かそうとすると、ワンクッション間があくのです。
この症状は、以前別の部位を脱臼した時とよく似ていました。

私の中で「これは脱臼、もしくは亜脱臼に違いない」という思いが強くなりました。

「脱臼なら湿布をしていたって痛みは消えていかない」
「整復してもらわなければ治らないと思う」

このことを主人に相談すると、行きつけの整骨院へ電話をしてくれました。

その夜整骨院へ

むち打ち治療でお世話になった整骨院へ電話で相談してみると、一度診てみましょうと快諾。
直ぐに車で向かいました。

整骨院では、まず問診。
怪我の心当たりがあるか以外に、いろいろな角度で「動かすと動くか」「痛みはあるか」をチェック。

整形外科では全然確認されなかった・・・

次にエコー診断。
エコーで診てみると、肩関節に怪しい所見があるとのこと。
その場で軽く肩関節の整復を施してくれました。

そして施術台へ。

まずは脱臼していた時間が長く、緊張しきっていた筋を電気でほぐしていきます。
そういえば、むち打ちで藁をもすがる思いで来院したときにも、電気で楽になったなと思い出しました。

▼参考記事▼
追突事故でむちうちになった! 私の治療計画

▼参考記事▼
追突事故が原因でなったむちうちの痛みがとれない。一番効いた治療方法は・・

むち打ちが回復してきていた後半は、この電気に効果があるのか実感できていなかったけど、今日はこの電気がとても心地よい。

その後、再び肩関節の整復をしっかりとします。

肩関節が脱臼をしていたせいか、反対の股関節が硬くなってしまっているとのことで、骨盤周りもほぐしました。

上半身の硬くこわばってしまった部位をほぐし、どれくらい動くか試してみたところ・・・

前170度・横90度・後ろ15度まで回復!!

絶望的だった私は、嬉しくて嬉しくて感激しました。

全治3か月が、たったの20分ほどで動くようになったのですから、驚きです。

2週間で完治!

2日後に再度施術を受けると、無理をしなければトレーニングを再開できるまでになりました。

あの痛みを思い返すだけで、決して無理をしようなんて思えない。
それほど痛かった。

その後2度ほど施術をしてもらうと、すっかり元の可動域まで回復しました。

今思い出しても、あの日は長い長い1日だった。

朝から痛みに耐えながら病院で3時間も待ち、挙句に痛みに耐え続けるしかないと分かり涙。
トイレで脱ぎ着もできず、寝ても覚めても痛くて堪らなかった。
それが夜には痛みもなく脱ぎ着できるようになっていたのには、ただただ感謝。

全治3か月と覚悟した怪我が、わずか2週間で完治してしまったのだから驚きしかない。

おかげで、今ではすっかり元気になりました。

今日のおさらい

自己流の筋トレで肩を故障した原因と対処のポイントをおさらいしましょう。

  • 筋トレはフォームと適切な負荷が大切。思い込みで行わずトレーニングのプロに力を借りたほうが良い
  • 傷めたと思ったら、直ぐに病院を受診。怪我によっては、整骨院を受診する方が早く回復することがある
  • 普段から信頼できる行きつけの整骨院を持っていると安心

今回の怪我では、整骨院を受診したスピードが早い復帰へと繋がりました。

これも「整骨院ならココ」という行きつけがあったからこそだと実感。

無事故でトレーニングをできれば一番良いですが、もし怪我をしてしまったら、早めに適切な治療を受けることをオススメします。

そして、正しいフォームや適切な負荷でトレーニングを行いましょう。

この正しいフォームやトレーニングについては、長くなるので別記事でご紹介したいと思います。

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この記事を書いた人
上質なものと美味しいものが好きな、東京在住のアラフィフ主婦。 日本ダイエット健康協会公認 「プロフェッショナルアドバイザー」「ダイエットインストラクター」資格保持者。 40代・50代の健康を応援します。
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